123D Circuits で非安定マルチバイブレータ回路を組んでみた
123D Circuits を触って、学生の実習ぶりに非安定マルチバイブレータ回路を組んでみた。簡単に言うと、2つの LED が交互にピカピカ点滅する回路です。
※マルチバイブレータとはなんぞやな方は、wiki をご参照ください。
回路
http://123d.circuits.io/circuits/300069-astable-multivibrator
追記: 公開当初は iframe で埋め込んでいましたが、重すぎるので止めました。リンク先で動作をご確認ください。
点滅しない
うーん、1秒に2回くらい発振するはずですが、点灯しっぱなしで、点滅しない。以下の式から本回路の発振周期は 約2.2 [Hz]のはずです。
T = t1 + t2 = ln(2)R2 C1 + ln(2)R3 C2
デジタルシミュレーション故に動かない
Forkしてテスト用の回路を組みます。
http://123d.circuits.io/circuits/300720-test-for-astable-multivibrator
追記: 公開当初は iframe で埋め込んでいましたが、重すぎるので止めました。リンク先で動作をご確認ください。
これは…予想はしていたのですが、デジタルシミュレーション故に動かないっすね。
非安定マルチバイブレータ回路は、初期の電源投入時に "必然的に存在するわずかな非対称性" でどちらか片方のトランジスタが ON になることで、発振が開始します。しかし、デジタルシミュレーションなので、そのブレが発生しないのですね。
ハードウェアシミュレーションを気軽に試せて良いですが、実際に組んだときとはやっぱり違いますね。(ソフトウェア業界でも本番反映したら、発生する某がありますしね…)
俺もやってみる!という方はこちらをどうぞ。